TRYCUT5000改善候補項目と対応状況

バックナンバー(〜2014.03)
最新状況(2014.4〜)

 こちらのページでは、ご要望の多いものや、改善候補を整理し 掲載しています。この他に思い当たるものなどありましたら、support@trycut.comまで お願いします。こちらで開発済み又は対処済みになって いるものは、次期バージョン(不具合対応版、β版含む)に反映されます。 なお不具合の対応についてはこちらです。


  • 「スキップ加工」や「加工して結果表示」用の回転動作のみ実加工モードの設定(割り出し加工用に有用)
  • 被切削材(ワーク)自体の移動機能
  • 被切削材(ワーク)自体の回転機能(テーブルによる回転ではない)
  • 遠近感有り無しの切り替え("@"キー)
  • シミュレーション中の強制描画("P"キー) → 特に「加工して結果表示」で有効
  • ワークや工具/機械の半透明表示(「表示制御(P)」→「表示ON/OFF/半透明制御(P)」)
  • 処理中の「最小化」と「元に戻す」操作の切り替えに対応(今までは予測不能な処理を行なっていた)  → 最小化中は「加工して結果表示」機能と同等処理。NCデータ非表示により更に高速化?
  • ドライラン(ワークを設置しない状態でのシミュレーション)の対応
  • STLのインポートで、バイスを指定可能(MTL内で"VICE MODEL")
  • 色の設定ダイアログで、バイス部と機械全体の色指定を可能に
  • マウス操作の回転で真横(0,90,180,270度)の位置あわせを必ず指定できるように
  • STL出力で重複を部分を無くす
    以上、トライアル版リリース中に対応済

  • /x6オプション(最小化)実行時の起動を瞬時に(OpenGL初期化の省略)
  • 回転の影響を受けないヘッドやテーブル部分のSTLインポートを別に用意
  • 計測時の2点間距離や各種R計算
  • 回転軸成分の近回りモードの対応
  • 傾斜面加工指令(G68.2〜G53.1〜G69)への対応
  • バイス形状(STL)をメニューからも指定可能に
  • 各軸のストロークチェック、角度の範囲チェック
  • ZOOM機能(Zキー)の対応
  • 拡大(Wキー),移動(Mキー),ZOOM(Zキー)時に回転中心の切り替え
  • 計測機能の拡張(各軸を固定値にした計測)
  • Tスローカッターの対応
  • 逆コーナーRカッターの対応
  • 左下座標軸の各座標方向にXYZを付加
  • 工具,機械,ワーク形状の表示ON/OFF/半透明表示モードを初期設定ファイルで指定可能に
  • 「NCデータ(N)」の「選択(S)」では、最適な被切削材の定義確認をなくす
  • 機械形状の表示ON/OFF/半透明表示の切り替え(Qキー)を瞬時に
  • 被切削材(ワーク)に消費するメモリ確保を約50%削減
  • TRYCUT5000起動形式(コマンドラインオプション)/x /v /d /t /m /o /p /sの対応
    以上、Version1.00にて対応

  • OSやTRYCUT5000異常終了時のネットライセンスのロック自動解放(約30分後)
  • 計測や検索機能、"M"キーなどによる回転中心変更処理の安定化/高速化
  • "@"キーの遠近感の切り替えで、描画サイズが変わらないように
  • 拡大時に計測点が大きくなりすぎないように
  • 被切削材読み込み直後や"F"キー,"R"キーなどでワークを中心に描画する
  • 両ボタンで移動後に拡大や回転の中心を合わせる
  • 被切削材(ワーク)の「削除/無効化/有効化」機能の追加
  • 実加工とスキップ加工モードを20%〜50%ほど高速化
    以上、Version1.12にて対応
  • 被切削材のSTL読み込みで負角の形状も反映(標準モード)
  • 被切削材のSTL読み込み処理ロジックを選択可能に ※同時に初期設定ファイルの[DMEdata]セクションにて"STL AXIS"を追加
  • STL読み込み処理選択を省略できるように初期設定ファイルの[DMEdata]セクションにて"STL SELECT"を追加
  • テーブル側又はヘッド側でXYZ軸の従属関係がある場合(通常 存在する)向けに、MTLファイル内で各軸稼動部HEAD(X),HEAD(Y),HEAD(Z),TABLE(X),TABLE(Y),TABLE(Z)のSTLを指定可能に
  • 被切削材のSTL読み込み中のプログレスバー表示
  • ウィンドウサイズを変更した時スケールの状態を維持
  • ベクトル値のおかしいSTLでも読み込み可能に
  • WZ EDITOR 5.0との連動を可能に 連動用DLLを公開
  • SDK(treditor)の追加関数2つ(バイト位置指定のTREDITORDOWN2/TREDITORJUMP2)に対応
    以上、Version1.20にて対応

  • 制御点位置の指定を機械座標系でも指定可能に
  • 工具基準位置の設定(初期設定ファイル[Define]セクションのTOOL BASE POINT) → TTLのSHIFT文指定に替わるもの
  • リファレンス点の定義をCTLファイル内(MEMORY REF-PT)で行うと同時にG28/G30に対応
  • G49直後の動作で同位置を保持するモード設定(CTLのG49MODE)
  • 左パネルの各種座標系表示の切り替えを可能に(全面的に刷新)
  • 選択されているワーク座標系をステータスバーに表示
  • ワーク座標系設定ダイアログにて計測点座標値を指定(コピー)可能に
  • 起動時と"R"キー操作時のビューアングルANGLE-AとANGLE-Bを初期設定ファイルの[Define]セクションにて指定可能に
  • 工具先端点制御モードの設定の説明を改善
        → CTL内のTOOL CENTER CONTROLの説明
  • テーブル回転軸のタイプに、旋削加工用の設定を追加 ← 複合加工機ヘの対応準備(仕様非公開/個別対応)
    以上、Version1.31にて対応

  • 被切削材の最適ピッチ自動設定時に下限ピッチを指定可能に
  • ZOOM操作同様、ホイール操作の拡大で、手前の描画が欠けないように(若干調整/当面様子見)
  • Windows Vista SP1上での動作確認
  • ワークの「XYZ値カット」機能
  • 被切削材(ワーク)のオフセット機能
  • 球形工具の対応(T-THROW文で吸収)
  • マルチコアCPU(環境)での加工処理部の高速化(デュアルコアで約20%、クアッドコアで約40%高速化)
    ※描画処理を除きますので、「加工して結果表示」(F5キー)もしくは/x6オプション時などで高速性が把握できます。
    以上、Version1.41にて対応

  • 横型機対応/XYZ軸の方向設定をMTLファイル内のAXIS DIRECTIONで指定可能に
  • 工具長補正タイプの切り替えをCTLファイル内で指定可能に
  • 【暫定仕様】動画の保存するタイミング設定の改善
  • 被切削材読み込みダイアログの初期拡張子をDME,DMF,STLに
  • 先端点制御(G43.5)/傾斜面加工の角度決定の優先順をCTLのANGLE DECISIONにて設定可能に
  • 「スキップ加工」「加工して結果表示」時の「早送り部実加工モード」追加
  • パス表示処理中、待ちカーソルに
  • 実加工時の表示スキップ数を実行中LEFT/RIGHTキーにて可変に
  • NCデータ内の文字列を置換する設定をCTL内のREPLACE文で定義可能に
  • 拡大縮小ホイールの逆回転設定を初期設定ファイル[Mouse]セクションにて可能に
  • 起動オプション/d [X or Y or Z](基点X , 基点Y , 基点Z , 長さ , 外径 , 内径)で円柱定義を可能に
  • 工具有効刃部分の色をペン番号色にするモード追加
  • 被切削材定義ダイアログでも精度(ピッチ)を指定可能に
  • 内側円弧速度変更(帳票出力の結果に関係)を行なわないモード追加
      (※CTLファイル内にて、"CONCAVE-ARC FEED=KEEP"を挿入)
  • シミュレーション中の動画(AVIファイル)作成機能(暫定仕様公開中) 「実行(R)」→「動画保存設定(V)」
  • "Ctrl"+"C"キーによる画像のクリップボードへの出力
  • "Ctrl"+"P"キーによる画像("tmp.png")出力機能
    以上、Version1.52にて対応

  • シミュレーション中のパスの表示OFF/ONの切り替え(F6,F7)を可能に
      (シミュレーション前に一度パス表示した場合にのみ可)
  • 「早送り干渉チェック」に「する/干渉時一時停止)」を追加
  • パスの構成点を適正サイズで表示
  • 平面指定(G17,G18,G19)の初期設定をCTL(F3キー)内の"INITIAL PLANE"にて可能に
  • MTLファイル"ATC TYPE"にて旋盤系Tコード4ケタの読み方に対応
  • CTL内のREPLACE文定義可能数を現状の10個から30個に増加
    以上、Version1.60にて対応

  • 他システムのCLデータを読める仕組みの対応(TRYCUT5000版trreadで対処/仕様は個別開示)
  • オフセット処理で水平方向とZ方向のオフセットモードを追加
  • オフセット処理でマイナス・オフセットを可能に
  • 認証処理の安定性向上
  • セキュリティソフトによる誤検出を回避
  • /x5オプションのESCAPE終了時に0以外の終了ステータスを返す   (※GetExitCodeProcess関数やコマンドラインの"ERRORLEVEL"で取得可能に)
  • DMEの描画が完了するまで待ちカーソルをキープ
  • マルチコア環境での加工処理高速化(並列処理オーバーヘッド回避)
  • G43.5の角度決定の設定ANGLE DECISIONの詳細説明をヘルプに追記
  • ワークのメモリサイズを「ヘルプ(H)」→「バージョン/環境情報(A)」で表示
  • ペン番号設定を総入れ替えする仕組み→設定変更ファイル(CTC)にて対応
  • 工具ダイアログにてCUTTER文のゼロ指定の項目を非表示に
  • 工具ダイアログにてCUTTER文の従属値のE,Fは非表示に
  • CUTTER(β>0)とTAPERBALLにて傾斜部長さを指定可能に → ヘルプ
  • 工具ダイアログの選択工具枠クリックによる3段階の表示切替
  • 最新秀丸(Maruo)エディタVer8.00との連動テスト
  • 最新サクラエディタ1.6.5.0との連動テスト
  • 「加工して結果表示」など加工処理全般の10%〜20%の高速化
  • 回転軸定義の無いMTLファイルでも3軸シミュレーションは可能に
  • 移動の無いG01ブロックの、F0チェックは行なわないように
  • 初期設定ファイル(Target_LOGdir,Target_VERIFYdir)にて指定したフォルダが 存在しない場合、そのフォルダを自動作成
  • 径補正時のアラーム検出(停止,ログ,ペンキ塗装)機能の追加
      CTLファイル(F3キー)内のCHECK RADIUS OFFSET"参照(仕様公開)
  • 初期設定ファイル"EXEC_MACRO_NAME"で、相対パスやフルパス指定を有効に
        → Windows Vista/7環境への対応
  • ARBOR定義によるホルダー対ワークの干渉チェック(中断,一時停止,強行切削)
  • ワーク座標系を流用した傾斜面加工用のマクロの個別対応(Mazak社製マクロ個別対応/仕様未公開)
  • MTL内で指定されたMODEL(STL)ファイルが存在しない場合のメッセージ処理
  • ライセンス形態に永久ライセンスを追加
  • MTLにて混合型の回転ヘッドのZ軸(C軸)タイプを追加
    以上、Version1.80(2012/01/05版)にて対応

  • 基準形状の読み込みと差分塗り機能
  • MTLファイルの回転テーブルのタイプ設定(TABLE1 TYPE / TABLE2 TYPE)で、LATHE指定の仕様を公開(複合加工機対応への準備)
  • CTLファイルにて回転テーブルの高速回転ON/OFFコード定義(例:LATHE1 ON CODE)の仕様を公開(複合加工機対応への準備)
  • 最新サクラエディタ2.0.4.0/2.0.5.0との連動テスト
  • 次期Windows 8 Consumer Preview(Build:8250)版での動作確認 → テスト画像
  • ライセンス認証サーバーのバックアップ体制強化(多重化)
    以上、Version1.83(2012/04/17版)にて対応

  • 旋盤系の相対座標値指令のUVWHをCTLファイル(F3キー)内のINC-X CHAR,INC-Y CHAR,,,etcで指定可能に
  • Haas G254/G255(ダイナミックワークオフセット/DWO)の対応
  • ネットライセンス認証サーバー障害時、アクセスサーバーを切り替え可能に
  • ネットライセンス認証の安定性向上(サーバー側/TRYCUT5000本体側)
  • 標準モード以外でのSTLファイル読み込み時、法線ベクトル成分が(0,0,0)でも読めるように
  • SDK(trnccom,trread)にてCUTTER/TAPERBALLの上部径やT-THROW、LENGTH3定義を可能に
  • マシン変更時のダイアログで利用していたライセンスキーを表示
  • 帳票出力のリッチテキスト出力 → 別ページで紹介
  • XYZ値カットのダイアログでTABキーによるフォーカス移動を順番に
  • 回転軸をIJKフラグ指定で行うG68に対応(2行指定可) "interference2.txt"(新フォーマットにて対応)
  • 座標軸の表示/非表示制御「表示制御(P)」→「座標軸表示(O」を追加
  • Jキーで工具先端座標値の表示(Xt,Yt,Zt)も復帰
  • OSP先端点制御コードG169/G170への対応
  • 工具の底角45度定義と側角45度定義で加工結果の微妙(誤差レベル)な差を無くす
  • 最新サクラエディタ2.1.0.0との連動確認
  • Windows8.1上での動作確認
  • Windows8 製品版での動作確認
    以上、Version2.00(2014/03/20版)にて対応

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    ★Version1.83 → Version2.00の仕様変更点

    ・回転ヘッド型で従来(Version1.83以前)から利用されていた方は、 初期設定ファイル(Ctrl+F1)内の[Define]セクションで指定する"TOOL BASE POINT"が省略されていても、 "ARBOR-TOP"相当で処理されていたという不備がありました。 本来は省略時はBOTTOM(工具先端)の扱いで動作されるべきでした。
     一方、実際の適用事例では、むしろその想定で運用されているケースが多いこと、 それから上記のような背景で今後混乱を避けることを考慮し、 Version2.00以降は、初期設定ファイルの"TOOL BASE POINT"設定の省略時、 回転ヘッド型(MTLファイルの"ROTARY TYPE = HEAD")の場合は、 ARBOR-TOP相当で処理するように仕様を変更しています。

    ・インストール直後のATC.TTLを利用し、サンプルNCデータのNIFTY!.NCを利用して、 最適なワークを定義し加工処理を行うと、 Version2.00以降は自動的に"limitp.txt"ファイルが開かれるようになりました。 これはATC.TTLの選択工具(5,19,21)にLIMITP設定(単位移動1mm当たりの切削除去量限界値を超えた部分をリストアップ)があるにも関わらず無視されるという従来バージョンの不具合が修正された結果です。 本来の仕様に改善されたとご理解下さい。


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