DMF被切削材ファイル・フォーマット
本フォーマットは、TRYCUT2000/3000で扱う被切削材の外部データ・ファイル(.DMF)用に設計されたものです。TRYCUT5000用は
こちらです。
1ワードを4バイトとみなす。
ワード | 型 |
内 容 | 例 |
1 2 3 4
|
C*16 |
出力システム名 (コメント扱い) |
*TRYC *UT * *
|
5 7 9 11 13 15 17
19 21 23 25 27
|
R*8 R*8 R*8 R*8 R*8 R*8
R*8 R*8 R*8 R*8 R*8 R*8
|
Ui Uj U方向定義ベクトル Uk
Vi Vj V方向定義ベクトル Vk
Wi Wj W方向定義ベクトル Wk
Xo Yo 座標系原点 Zo
|
*1.0 *0.0 *0.0
*0.0 *1.0 *0.0
*0.0 *0.0 *1.0
0.0 0.0 *0.0
|
29 30
|
I*4 I*4 |
U方向格子数(U) V方向格子数(V)
|
100 10
|
31 |
I*4 |
W方向データ数(W) |
*2 |
32 34
|
R*8 R*8 |
U方向格子ピッチ(mm) V方向格子ピッチ(mm)
|
1.0 1.0
|
36 |
R*8 |
W方向データ単位(mm) |
0.001 or 0.0 |
38 |
I*4 |
W方向1番目データ付加情報数(Byte)
被切削材保存レベルで、
レベル1:0、レベル2:1、レベル3:5
|
0 |
39 |
I*4 |
W方向1番目データ圧縮形式 |
0 |
40 ・ ・ 39+U×V |
I*4 又は R*4 |
W方向1番目データ(最大値) |
W方向データ単位(mm)が、
・0.001時:整数値(この値に0.001
を掛け算した値が実際の値)
・0.0時:実数値(この値そのもの) |
40+U×V |
I*4 |
W方向2番目データ付加情報数 |
*0 |
41+U×V |
I*4 |
W方向2番目データ圧縮形式 |
*1 |
42+U×V |
I*4 又は R*4 |
W方向2番目データ(最小値) |
|
[補足]
(1)例の値の前の*印は固定値。
(2)W方向2番目データ(最小値)は、すべて同一値。
(3)U方向格子ピッチとV方向格子ピッチは、においては同一値とする。
(4)圧縮形式:0=全デ−タを格納、1=全デ−タが同じ値なので,ひとつだけ
格納
(5)W方向1番目データ付加情報数は、1(Byte)タイプ、又は(1+4)=5(Byte)タイプが
あります。これらの情報はそれぞれ、W方向1番目データ(最大値)の後に、
・1(Byte)タイプ:1xUxV(Byte)の属性(ペンキ、ペン、切削方向)データが挿入
・5(Byte)タイプ:1xUxV(Byte)の属性(ペンキ、ペン、切削方向)に加え、4xUxV(Byte)の
切削行番号情報(4バイト整数列)が挿入されます。
[属性(ペンキ、ペン、切削方向)データの詳細]
BIT位置 | 属性 |
格納値と内容 |
0 | ペンキ |
=0:クリア状態,=1:塗った状態 |
1 2 3 | ペン番号 | 0〜7 |
4 5 | 切削方向 | =0:不特定,=1:アップカット
=2:ダウンカット,=3:垂直加工 |
6 | 拡張ぺン番号 | ペン番号0〜7の時:0 ペン番号8〜15の時:1 ※TRYCUT3000でのみ使用 |
7 | ユーザー指定フラグ | 現在未使用 |
(6)W方向データ単位(mm)は、0.0を指定することによりW方向データを
実数とみなす。現在は実数が標準。
詳細はこちらで。
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