時間がかかる処理での「応答なし」回避方法【「応答なし」について】
様々なアプリケーションを利用されているWindowsユーザーにとって、
ウィンドウのタイトルバーに「応答なし」と表示されるのを見かけた記憶はあるはずです。 一方、本件はOS側の設定変更で回避できます。当初はあまり報告されていませんでしたが、 最近ではよく使う手段のようです。実際弊社内のテストPC(Windows7/8)で設定変更しても副作用は無く良好な結果でした。 本来OS側の内部パラメータを変えるのは避けたいところではありますが、 「応答なし」の発生率から見て、特にCAD/CAM系アプリケーションを多用されているユーザー様には推奨したいと思います。 次にその方法を書いておきます。
【対応策】 レジストリの「応答なし」と判断する時間を設定するパラメータ(HungAppTimeout)を 操作し、より大きな値を設定することで回避させることができます。 例えばWindows7上で、レジストリエディタを起動して値を設定(新規、変更)する手順は以下です。 (※他のOSの場合も若干の違いはありますが、同様の設定ができます。)
1. 左下[スタート] ボタンをクリック
※HungAppTimeoutの単位は1/1000秒です。
Windows7/8では初期状態で省略されていて5000=5秒と認識しているようです。
例えば30000などと入れますと状況が大きく変わるはずです。
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