各種色(R,G,B)の設定は、
干渉時の赤色(固定)を除き全て
「表示制御(P)」->「色の設定(W)」で行います。
初期値は初期設定ファイルにも保存しています。
起動後は設定変更ファイル(拡張子CTC)をドロップして一括変更を行うこともできます。
[被切削材上の色]
大きく分けると以下の6種類の色からなります。
指定する色はあくまでも原色であり実際の描画時は描画面の方向と視線の方向を考慮して明暗が付きます。
また以下のレベル番号(1〜5)は、
描画優先度の低いもの順です。
例えば変色域部分であってもペンキが塗られているとペンキの色が優先されます。
また、3.ペン番号による色分けと4.切削方向別による色分けは同時に行われず、
色分けモードの設定に従います。
1.被切削材の色(レベル1):
通常被切削材はこの色で描画されます。
2.被切削材の変色域の色(レベル2):
指定Z範囲内をこの色で描画されます。
指定も解除も「表示制御(P)」->「被切削材変色域の指定(A)」で行います。
3.ペン1〜7の色(レベル3):
ペン番号(工具設定ファイル内のPEN文)を指定されている工具での切削面の色。
消去は「被切削材(W)」->「ペンの色をはがす(E)」で行います。
4.切削方向色(レベル3):
アップカット部、ダウンカット部、垂直加工部のそれぞれに指定する切削面の色。
5.ペンキの色(レベル4):
ペンキで塗った部分の色です。
消去は「被切削材(W)」->「ペンキをはがす(C)」で行います。
6.工具干渉時の色(レベル5):
工具が早送りで被切削材にぶつかった時、
ならびに工具保持具が被切削材にぶつかった時にその干渉部分が赤くなります。
色は赤固定で変更不能、再表示すると消えます。
[工具色]
工具有効刃部分、無効刃部分、工具保持具の3種類の色で色分けされますが、
工具有効刃部分のみ設定により「ペン番号色で表示」することも可能です。
[パス色]
各種パスの色設定が可能です。
[差分色]
+側と-側をそれぞれ色設定できます。
[背景色]
被切削材上以外の全ての部分が、背景色で塗りつぶされます。
白地の紙にハードコピーなど撮られる場合は、
なるべく初期値の白に設定しておくのが望ましいです。
被切削材の色分けモードには2通りの方法が用意されていて、
「Y」キーで切り替えるのが一番簡単ですが、
「表示制御(P)」->「色分けモード(Y)」で切り替えることもできます。
また初期値は初期設定ファイルにも保存しています。
切削工具別/PEN1〜7(P):ペン1〜7で色分け
切削方向別/アップ,ダウン,垂直(C):切削方向色で色分け