DLLとは?
一般的にアプリケーション側からみた場合に、DLLへのアクセス方法は2通りあり、 アプリケーション起動時に必ず指定のDLLを参照する「ロード時ダイナミック リンク」と、DLLの処理を実行する場合にだけ参照する 「実行時ダイナミックリンク」があります。前者は必ず指定のDLLが起動時になければ エラーになります。後者は、その機能の実行時に対象DLLがなければ、実行ができな かったり、アプリケーションの作りによってはエラーにもなります。 TRYCUT本体側は、基本機能を動作させる上では一切固有のDLLは 必要ありませんが、TRYCUT SDKの機構では、 TRYCUT側に指定名称ルールにのった名前のDLL(例:trsim.dll,trmod1.dll, trmod2.dllなど)を認識させて機能追加する仕組みに しています。DLLを参照するか否かは、これらの名称のDLLが次ぎの順番に検索して 存在する場合に、そのDLLを認識します。
1.TRYCUTインストールフォルダ
基本的には「ロード時ダイナミックリンク」と同様で起動時にDLLにアクセスを
行うのですが、別にDLLがない状態(初期の状態)では動作できないというものではなく、
単に機能が追加されないだけで、あればあったで機能を追加して組み込むという
スタイルを取っています。ですから、DLLへのアクセスは
「実行時ダイナミックリンク」と同様の手法を取っていて、使う側からしても
最も自然な機能追加環境になっています。
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