必要な突出・首下/有効刃長/チップ幅<必要な突出し長と首下長さの出力方法>
工具設定ファイルで定義されているアーバーの形状を
元に、アーバーによる干渉を防ぐための必要突出し長
(LENGTH/L又はLENGTH2/L,,,又はLENGTH3/L,,,の値)を
最低限必要な長さプラス1mmとして算出します。なおLENGTH2/LENGTH3使用時に
出力される突出し長は、定義されたテーパー部長さ(Lt)を保持し必要な首下長さを
加味した値が出力されます。すなわち下記@の条件を前提にした値であり、Aの条件下の
値ではありません。
LENGTH2またはLENGTH3指定のときは、 実際の算出方法は、「加工(R)」->「各種干渉チェックの設定(I)」にて 「アーバーの干渉チェック」で「しない/突出し長算出」を選択しておいていただき、加工処理を 行ってください。加工処理終了後、工具別に検出された必要長を作業ディレク トリの"突出し長.txt"というファイルに書き出し、同時に編集エディターで 開かれます。
<出力例> <必要な有効刃長の出力方法>
加工時に必要な有効刃長を最低限必要な長さプラス1mmとして算出
します。
<出力例>
<必要なチップ幅or高さの出力方法> バーチカルミルやラジアスミル(丸駒チップ)に関しては加工時に必要なチップ幅や 内径高さを算出することができます。
実際の算出方法は、「加工(R)」->「各種干渉チェックの設定(I)」の
「チップチェック/VERTICAL or RADIUS用」で「しない/強行切削/必要なチップ幅or高さ算出」を選択して
おいていただき、加工処理を行ってください。加工処理終了後、工具別に検出された
必要なチップ幅や内径高さを作業ディレクトリの"チップ幅.txt"という
ファイルに書き出し、同時に編集エディターで開かれます。
なお同時に突出し長も算出する場合は、"突出し長.txt"ファイル
側に書き出されます。突出し長も算出しない場合でも、同時に必要な有効刃長を算出
する場合は、"有効刃長.txt"ファイル側に書き出されます。 目次へ |