マルチブート(OS)環境での扱い


 現在マイクロソフトがサポート対象にしている32bit版クライアントOSは、
Windows Vista,7,8,10
の、4種類。

 x64(64bit)版も同じく、
Windows Vista,7,8,10
の4種類です。

 新しいOSをマルチブート化してインストールする場合、 アプリケーションが新しいOSに対応していても環境が引き継げない懸念により、 新しいOS側のフォルダにも、同じアプリケーションを再インストールしてしまうことがありますが、 TRYCUT2000/3000/5000に関しましては、特にそのような必要性はございません。

 TRYCUT2000/3000/5000では、ライセンス情報以外の実際のシミュレーション動作に関わる諸条件は、 レジストリ等のOS管理下にはいっさい保存していません。全て、
初期設定ファイルである"TRYCUT.INI"
工具設定ファイル(*.TTL)
コントローラー定義ファイル(*.CTL)
機械定義ファイル(*.MTL)
の4つの外部テキストファイル
からの情報で決められます。

 ですので例えばCドライブに以前のOSとTRYCUT2000/3000/5000が、 Dドライブ側に新しいOS本体をインストールしたとして、新しいOS側でTRYCUT2000/3000/5000を動作 させるような場合、ライセンスキー入力だけ行なえば、Cドライブ側のTRYCUT2000/3000/5000は 問題無く動作します。特にDドライブ側などに新たにインストールする必要はございません。

 TRYCUTファミリーでは、他アプリケーションとの連動や、 UNIX系OSとの連携など様々なニーズにも柔軟に耐えられるよう、 今後も基本的な考え方としてWindowsのレジストリには情報を保存しないようにする方針です。


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